2015年7月17日金曜日

にじのこころで「精神疾患と就労」のアンケート始めました

セクシュアルマイノリティと精神疾患の自助グループ「にじのこころ」では、本日より皆さんの意見を集めるアンケートを始めました。

「精神疾患と就労」について困った事を、にじのこころのサイト(http://nijinokokoro.jimdo.com/)のアンケートフォームより教えていただきたいと思います。

精神疾患になって多くの人が直面するであろう就労の問題。私自身もうつ病で休職と復職を繰り返した末に退職、その後もパニック障害では通勤電車に乗れず退職、強迫性障害では確認行為がひどくて戸締まりなどの確認に時間がかかり、そのために退職をしてしまいました。

こうした事が繰り返されると職歴が増えたりブランクができる事で再び仕事に就くのが難しくなっていきます。また給料による収入がなくなり生活に支障が出たり、何より仕事のブランクは勿論ですが、自分に自信がなくなり何もできない人間だと考えてしまいます。


朝起きられずに仕事へ行けない。
障害者雇用で入っても続けられるか自身がない。
うつ病になり休職し、復職してもまたすぐに体調を崩してしまう。
仕事をしたいと思っているけれど、パソコンスキルや電話対応など不安な事が山積みだ。
就労移行支援施設がたくさんあるけれど、他の方はどういうポイントで選んでいるのだろう。


など、少し考えるだけでもいろいろな事が考えられます。通常でも新しい仕事に就くのは不安が多いですが、精神疾患だと何気ない事にも敏感になるのでさらに大変です。

きっとそれぞれに就労について悩みや疑問、心配事があると思います。そうしたものを集めて掲載し、自分と似たような事で悩んでいる人がいる、こうして私は乗り越えられたなど、就労で陥りやすいパターンや様々な解決策を当事者で作ってみたいと思います。


最終的には精神疾患の人で無理をせずワークシェアリングするみたいな雇用が生み出せたらいいなと考えています。例え金額は少なくてもお給料が入るのは嬉しいし、何より誰かの役に立っているという気持ちが自信の回復に繋がると思います。

気力体力がなかなか回復しなくてフルタイムでの勤務が難しい
朝起きられないから会社へ行けずに当日にお休みの連絡をする事が多い

など、そうした事を多くの人数で勤める事でカバーしあえるようなのがあったらいいなと思っています。理想だけだとそういうのがあったらどれだけ気持ちが救われるかなと考えています。

働かなくてはいけない、働いていない人間は駄目だと言う風潮がある中で、心身を壊しては何の意味も無いので、緩やかに働くと言う生き方を生み出せないかと思っています。


現実にそれを形にするのは難しいかもしれませんが、まずはやってみないとわからないので、とりあえずどのくらいご意見がくるかでそうした将来をゆっくりと探ってみたいと思います。

お時間ありましたらアンケートのご協力をよろしくお願いします。



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